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ただいまの後は 

おはようございます。関東は良いお天気ですね~☆
紫外線が目に見えるようです…。(外出たくないー)
今日はベリーダンスショーです☆ああ不安…不安しかないわ…ぶるぶる。

外出前に素敵な頂き物をアップします。
Camomile Tea Break』の美夜様から頂きました。
なんとINDEX絵SS第2弾ですよ!!凄い~!嬉しいです///
郁ちゃん大好きな教官をご堪能くださいv「続きを読む」からどうぞ☆




【ただいまの後は】


せっかくの公休日だというのに
朝から休出というのはたまったものではない。
しかも班長会議だけで終わるはずが
気がつけば今日中に提出の書類が増えていた。
あのおっさん、新婚家庭が相手でも容赦ないのか。
それでも、押しつけた張本人の行き先が上層部相手の会議と聞いては
受け持つしか手はなく。
無理矢理昼過ぎには全ての作業を終わらせた。

行動予定表に「帰宅」と書き込む。
「帰寮」でなくなってからしばらく経つのに
まだ書く都度笑みが浮かぶのを止められない。
事務室に響くからかいの声は無視することにして、俺は家へと足を速めた。

***

「ただいま」
鍵を開けて部屋に入るが、いつもなら郁の姿と共に来るはずの返事がない。
出かけているのだろうか。
予定は特になかったはずだが
俺の帰宅時刻がわからないので、買い物にでも出かけた可能性はある。

しかし、普段使っている靴が玄関にあるのを確認して考えを改めた。
ゆうべは遅くまで起きていたことだし、おそらくは。

寝室を覗くと、郁はベッドで眠っていた。
パジャマから着替えているので、一度起きた後の昼寝なのだろう。
その格好になる度に俺が
「誘ってるとみなすぞ」
と忠告しているはずのロングタンクトップだけを身に纏っていた。
太股のあたりまでさらけ出された脚に、思わず息を飲む。

開けっ放しの窓から入り込む風は爽やかで
時折郁の髪を撫でて表情を覆い隠しては、また現す。
どんな夢を見ているんだか、幸せそうな顔をして。
俺がしばらく前にプレゼントした人形を大事そうに抱え込んでいる。


「郁」
呼びかけても、よく眠っているのか返事はない。
ただ、声に反応したのかふわりと微笑み、人形をきゅいと抱きしめた。

さっきから抱えっぱなしの人形は、俺本人を模したものだ。
冗談半分で作ってやったのだが
受け取ったときの郁の喜びようときたらなかった。
「篤さんがいないとき、代わりに隣りにいてもらいます」
との言葉通り、俺が出張や休出で不在のときにソファに並んで座っているのは知っていた。
「篤さん人形といっしょです」
なんてメールが写真と共に送られてきた経験があるからだ。
しかし、この使い方は聞いていなかった。

「あちゅししゃん……」
郁が寝言を漏らして人形に頬ずりをする。
そう、元はといえば俺がプレゼントしたものだ。
俺の人形なんだから、そんな感情は無駄だとわかっているつもりなのに。
人形相手に愛しげな表情を見せる郁の様子を伺ううちに
そこをどけ、俺の場所だと文句のひとつも言いたくなってくる。
心が狭いと言うなら言え。
だいたい、俺本人が戻ってきたんだ。
いつまでも人形を抱えてる必要はないだろう。
取り上げてしまおうと手を伸ばす。

miyasan


「アホか貴様は!」
人形が俺に怒鳴りつけてきた。
そういえば、郁が喜ぶだろうとしゃべる機能も持たせていたんだった。
しかし。
よりにもよって人形の俺に言われる台詞じゃない。
俺は、人形を掴むとベッドの隅に放り投げた。


人形が手元から消えてしまったからだろう。
郁の手が人形のいた辺りを彷徨う。
「ん……」
何も手に触れないからだろう、次第に不安気な表情を浮かべ出す。
「……アホウ、人形じゃなく俺を探せ」
目の前に俺の手を差し出せば、細い指が絡みつく。
郁の笑顔が戻ってくるのを見て
俺はどれだけ郁を独占したいんだと思いつつも満足感を覚えた。




「いーく」
今度こそは起こす気で、郁に声をかける。
閉じていた瞼が微かに揺れた。
「郁」
もう一度名前を呼ぶ。
目覚めた郁は午後の日差しに軽く目を眇めて
やっと俺の存在に気づいたようだ。
「あ……れ、あちゅしさん?」
寝ぼけたままの声は、少し舌足らずで。

「ただいま」
「どうして」
書類を押しつけられたときに送ったメールでは
遅くなりそうだと書いていただけに、郁が驚くのも無理はない。
「郁の元に帰りたいから終わらせてきた」
「そうなんだ」
こぼれ落ちる笑顔は、寝ぼけているせいか普段よりさらに甘く。
うれしいな。
だだ漏れの呟きが耳に届く。

郁は上体を起こして、こちらに腕を伸ばした。
「おかえりなさい」
「ああ」
軽く抱きしめて口付けた後の頬を染める様子に、俺はとどめを刺された。

キスを深めて、タンクトップの裾に手を伸ばす。
「え、や……ちょっと!」
「言っただろ。
 そんな格好してたら誘っていると見なすって」
軽く裾を捲ると、郁はあわてて両手で裾を押さえつけた。
「いや、あの、それはね。
 篤さんが夕方帰宅予定ってメールが!」
「積極的な奥さんで俺はうれしい」
聞く耳持ってやる気はない。
迂闊にそんな格好して寝ていた郁が悪いのだから。
「違うってば!」
ベッドの端に転がっていた人形を手に取り
「アホか貴様は!」の連呼をさせる郁は可愛いだけだ。
そんなもの聞かされたところで俺は今さら止まる気などない。

「休出疲れも吹っ飛びそうだな」
「疲れてるならおとなしく寝てください!」
「"寝る"んだろ?」
俺は人形を取り上げて、上機嫌で郁の全身に手を這わせ始めた。




ちょ!!!しゃべる機能追加されてる!!!(爆笑)
人形に怒られる教官ww
ラストシーンで郁ちゃんが人形で抵抗するのも良いですよね♪上手いなあ(笑)
私のアホな設定を昇華させて下さる美夜さんに拍手をお送りしたいw

『「篤さん人形といっしょです」 なんてメールが写真と共に送られてきた』
…可愛いわ郁ちゃん!!それはどじょさんじゃなくても落ちるよ!!
弓先生のピュア郁ちゃんを彷彿とさせますね~v
天然子悪魔やからな…!純粋培養。ああもう可愛い///
美夜さん、素敵な作品をありがとうございました~v
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Posted on 2012/06/30 Sat. 09:15 [edit]

category: 素敵頂き物♪

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