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雨にキッスの花束を 

こんにちは。
皆さん、紅茶飲んでますかーーーー!?
私は16日に郁ちゃん、小牧教官、手塚を。18日に堂上教官を手に入れました。
16日の絶望感ったら。どうじょうきょうかぁん!!(←麻里奈ちゃんの声で)てなりました。

店員さんいわく、図書館紅茶はファミマ本部から自動的に各店舗に卸される訳ではなく
各店舗から発注しないと来ないそうです。
図書館戦争を推そう!ていう店員さんが働いているか、パック紅茶がガンガン売れてキャンペーン中に発注が発生する店舗じゃないと図書館紅茶が来ないってことですよね;
えええ!?て感じ。笑
オフィスエリアでもない限りそない頻繁にコンビニでパック紅茶買う人おらんやろーーー?!;
宇宙兄弟のキャンペーンみたく大々的にやればいいのにね。
待ってても来ない場合、店員さんに「入れて下さい!」とお願いするといいかもですね。
でも、入荷されて『わ!!!あったーーー!!!』て見つける楽しみが欲しいですよねーーー;

ちなみに私は丸の内エリアで手に入れました。
相方に毎日チェックに通ってもらい、最終的に店員さんに聞いてもらって16日に入荷したようです。
皆さんの元にも図書館紅茶が
そして(うちのサイトにいらして下さる方はほぼ教官狙いだと思うので。笑)堂上教官カードが来ますように。
3箱目に手塚が出てきた時の脱力感ったらもう。←手塚も好きやけどさ…まずはさ…笑

前置きが長くなりました。今回は素敵な頂き物をアップします。
タイトルをご覧になってお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
spica』のショウタ様から頂いたSSです。
実はですね、私がこちらの作品が凄くツボに入ってしまって衝動のままに絵を描いてしまい、
ショウタさんのご厚意でspica様にその絵をご掲載下さる事になりまして…。←私こんなことばっかりしてますねー;
その際に「良かったらどうぞーv」とそのSSを頂いてしまいました…!(ぶるぶるぶる)
海老で鯛が釣れた!!!と思いました。
「煮るなり焼くなりお好きにどうぞv」とのお言葉まで頂いちゃいました。よっしゃ!笑
こちらのサイトではspica様でご掲載頂いた絵と別のシーンを描いてアップさせて頂きます。
spica様にも是非遊びにお伺いください!温泉で素敵に悶々とした教官にムラムラします。←褒め言葉です

とっても素敵な作品です。私はこちらの作品の郁ちゃんに惚れ倒しました。
spica様で既にお読みの方もいらっしゃるかと存じますが、是非こちらでもお楽しみくださいv



【別冊Ⅰ 恋人期間】 堂郁


雨にキッスの花束を


――ったく今日は厄日か

 さっきまでの月明かりはとっくに黒雲に隠され、アスファルトには真っ黒な雨粒が次から次へと叩きつけている。コンビニの明るい店内から窓ガラスに流れる水滴を見て溜息を吐いた堂上は、踵を返してビニール傘を手にとると今夜の夕食の弁当と共にレジに並んだ。

 順調に帰れていたのなら、きっと今頃は可愛い恋人と共に美味しい夕食にありついて、幸せを噛み締めつつ公園あたりで逢瀬を楽しんでいた時間だ。
 透明な傘を差しながらかなり降って来た雨模様の中、思いのほか遅くなってしまった経緯を堂上は振り返った。



 実家の最寄り駅から基地へと帰る電車内で郁に『これから帰る』とメールを送った堂上は、吊革につかまって帰宅ラッシュにさしかかろうとしている車内を何気なく見回した。別に何か予感があったわけでは決して無い。いくら戦闘職種の自分でも、そんな予知めいたものを持っているなんてことは絶対にない――強いて言えばただの勘、か。ふと気になった男の目線が、堂上の意識に引っかかった。
 混雑している乗降口あたりには、先程の停車駅から乗り込んだサラリーマンや学生達が団子状になって固まっている。その中の一人、手すりの角に押しやられている女子高生の背後に立っている背広の男が、電車の揺れとは違う妙な動きをした。
 堂上は小さな舌打ちをして、左手で持っていた紙袋を頭上の荷物置き場にそっと置いた。万が一格闘することになったら、折角の花束が滅茶苦茶になってしまうと危惧したからだ。
 堂上はさり気ない動きで男の下へそっと近寄る。電車は次の停車駅のアナウンスを始め、そろそろとスピードを落としている。卑劣な行為を恐怖で逃げることもできずただじっと我慢しているしかないその女子高生は、顔を真っ赤にしてどうにか体を逃がそうと必死だ。耳障りなブレーキ音が聞こえ始めた。逃がしはしない。同じ男として決して許すことはできない下劣な存在を。
 完全に車内の動きが止まり、ドアが開く瞬間、堂上は目の前の男の左手をしっかりと握って頭上に上げた。

「何やってんだ、貴様。いいからさっさと降りろ」


               ◇◇◇◇◇


 警察と鉄道職員との調書の協力をなんとか終え、迎えに来た女子高生の親からの礼もそこそこにかわして、一息ついた時にはもうとっぷりと日が暮れていた。勿論郁との約束の時間はとうに過ぎてしまっている。
 痴漢行為を働いた男はどうやら常習犯だったようで、なかなか巧妙な手口で逃げていたらしく、警察からもよく気がつきましたねと妙な感心をされた。堂上が図書隊所属だと知った途端、どうやら納得したらしい。事情聴取も幾度かこなした経験があるせいか、順序良く進み、これならなんとか何処かで待ち合わせれば遅い夕飯は食べられるか、と予定を脳内で組みなおそうとした瞬間、堂上はある大事なことを失念していたことに漸く気づいた。
 傍で書類を確認していた鉄道職員に堂上は問いかける。

「あの、すみません。車内に忘れ物をしてしまったんですが――」

 そうしてやっとのこと手元にあの紙袋が戻ってきた時には、もう堂上は今日の予定をとっくに諦め郁に詫びのメールを送った後だった。
 郁からは怪我がなくて良かったことと、かりていた図書館の本が溜まってたので丁度良かったですとの可愛い返事が来て堂上を軽く落ち込ませた。分かっている。アイツが自分に気を遣わせたくないとわざとなんでもないようなことを言っているのを。でも同時に久々のデートの約束を、郁がどれだけ前から楽しみにしていたのかも知っているのだ。
 大事な恋人との約束よりも、目の前の弱い女子高生を守ってしまった自分に対して怒ってくれる方が楽なのに、郁はきっとそんなことさえ思いつきもしない。そして堂上のそんな正義感を輝く目をして笑顔で迎えてくれるのだ。例え郁と一緒にいたとしても、俺は同じことを何度でもするだろう。大事なものは目の前にあるのに、それでも意識する前に身体が動いて反応してしまうのは、もう性分なのだから仕方ない。それでもいいと言ってくれる、その堂上がいいと言ってくれる存在に甘えきっているのだと思い知らされるのはこんな時だ。

 紙袋の中の花束は、まるで今の堂上の気持ちと同様に心持ち萎れてしまっている。時刻はもう消灯時間一歩手前だ。郁をこれから共有ロビーにまで呼び出して、こんな萎れた花を渡すのは気後れする。仕方がないがプレゼントするのは別の機会にして、これは明日の朝にでも寮監さんに渡して何処かに飾ってもらうとするか――そう結論付けて寮の玄関を開けた。

「あ!教官お帰りなさい。お疲れ様でした、大変でしたね」

 少し薄暗いロビーのソファーからすっくと立ち上がってパタパタと近寄ってきたのは郁だ。堂上は傘を畳んだまま驚いて目を見開いた。

「郁…お前何やってんだ、もしかして…ずっと待ってたのか」

 郁はそんな堂上の視線に少し照れた様子で、はにかんだ笑顔を零した。

「あ、えっと…。部屋で本を読んでても気になって集中できなくて。ロビーで待ちながら読んでたら、何時帰ってきても分かるし、少しだけでも教官に会えたらいいなあって。あ、別に明日も仕事で会えるのは分かってるんですけど…」

 やっぱりお休みの日の堂上教官にも会いたいなあって――薄暗い部屋の中でもありありと分かる程の赤い顔をして郁は呟いた。
 堂上は暫く立ったまま郁を見つめると、今気がついたように靴を履き替え郁の頭にポンポンと掌を乗せた。そうしてその手をするりと郁の肩まで下ろすと、そのままロビーの角にある公衆電話の隅まで連れて行った。

「え?ど…教官?」

 先の展開が全く読めていないであろう郁を壁に押しつけると、強引ともいえる口付けを落とす。あっという間に深くなるその行為に当の郁は流されるままだ。


rain3

「――んっ!きょ…ちょ…まって」
「少し黙ってろ」

 ほんの少し凶暴になっている自分を自覚する。お前無責任に俺を夢中にさせるのやめろ。俺の方が余裕ないってどういうことだ。

 もう消灯したのだろう、ロビー内は人気もなくしんと静まり返り、自動販売機のローター音だけが低く鳴り響いている。その中で必死になって息を殺して堂上を受け入れている郁は、とんでもなく可愛い。
 誰か来たらどうすんだ、そう考える冷静な自分も頭の片隅にはいるはずなのに、身体が勝手に郁を求めてしまう。借りにも特殊部隊の班長を司っているこの自分が、こんな人目に触れる場所で部下に覆いかぶさっている図は誰に嘲笑されても仕方ないだろうに、この手を止めることができそうもない。
 足りない。全然足りない。こんなんじゃ、どうしたってお前が足りないんだ。
 ふと郁の手が堂上の胸を叩いているのにようやく気がついて、渋々抱きしめていた腕を緩めてやった。やっとの思いで唇を離すと、目の前には涙目になって肩で息をしている郁がいる。

「――きょ…いきな…り激しすぎま…すっ…」
「悪い」

 眦に溜まった涙を唇で吸い取ってやって、宥めるように髪を撫でてやる。漸くホッとしたのか顎を堂上の肩に乗せて身体を預けて来たのが分かって、堂上は少しだけ安心する。怖がらせたくはないし逃がしたくもない。ただそのバランスがこんなにも難しいなんて、お前が初めて教えてくれたな、そう内心で苦笑しながら柔らかな髪の感触を愉しむ。

「――今日は、お疲れ様でした。教官」

 気を取り直したように郁がそう言ったのを、堂上は形の良い頭を撫でながら心地よく聞いていた。

「俺の方こそ悪かった。折角の久々のデートだったのにな」
「ううん。あたしが教官の立場だったとしても、絶対同じことしてました。きっとその女子高生、王子様が来てくれたって思ってるかも知れないですよ?」
「…まだ言うか。つうかお前が痴漢を撃退する図がいとも簡単に思い浮かんだぞ。止めとけよ、俺がいない時に無謀な真似すんのは」

 くすくす笑う郁をほんの少したしなめるように軽く睨んでやると、噛み付くようにキスをした。それに驚いてバランスを崩した郁が足元に置いておいた紙袋を軽く蹴った。

「きゃ、すみませんっ。…あれ?」
「ん、あ――、それは…」

 慌てた堂上の腕からするりと逃げ出した郁が、しゃがんで紙袋の中を覗くと目を見開いた。

「うわあ、可愛い。どうしたんですか、これ」
「いや、その…もうこんな萎れちまったし今更どうかと思ったんだが…」

 ぶつぶつと口篭っている堂上を不思議そうに見つめる郁の視線に、堂上は思い切って花束を取り出すと目の前に掲げた。

「ほら、いい子で待ってたお前に土産だ。もうちょっと綺麗になってたんだけどな。またちゃんとしたのは別の機会に…おい、郁?」

 大きな瞳を更に見開いて堂上の手元の花束を両手で遠慮がちに受け取った郁は、みるみるうちにその両目に涙を溢れさせた。はらはらと流れる涙に堂上は圧倒されて何も言えない。ただただその綺麗に澄んだ涙の粒が、床にはたはたと落ちるのを黙って見つめていた。

「…や…だ。違うんで…す。あの…あたし泣くつもりなんて…全然無いのに勝手に…」

 郁はくしゃりと笑って、慌てて片手で涙を拭きとると花束に顔を埋めるようにその表情を隠した。

「あたし…初めて男の人に花束貰ったから…嬉しくて。教官は…あたしをどんどん幸せにしてくれるから…あたし追いつけないです。すみません…あたし何にもお返しできな…」
「郁」

 郁の顔の前に抱えられていたピンクの花束をそっと下に降ろしてやると、涙で赤くなった目とぶつかった。

「郁」

 濡れた頬を節くれだった指でそっと拭って、そのまま首筋まで辿ると優しく引き寄せてキスを落とす。

「そんなもんで泣くな、馬鹿」

 堂上は堪えるような掠れた声と共に反論する隙も与えず、頬、瞼、鼻筋とキスを降らせる。ああ、もうこいつは本当に――。
 一体何処まで俺を追い詰める。
 お前のためならどんなことでもしてやりたい。自分の中にそんな感情があることさえ知らなかった。
 こんな俺になったのはお前のせいだ。

 もう一度深く口付けを交わすと、強く抱きしめたい想いをなんとか説き伏せて堂上は優しく囁いた。

「次の公休はお前我侭三昧だからな。俺にとことん甘やかさせろ」

 目を丸くして堂上の宣言を聞いた郁は、すぐに困ったような、それでいて柔らかい笑顔を零して小さな声で呟いた。

「あたしのこと、甘やかしすぎです教官」
「足りないって言ってんだろ、前から。いいから彼氏に甘えることもいい加減覚えろ」

 ふふふと滅多に見せない女の顔をして郁は嬉しそうに口元を綻ばせる。
 外は益々雨の勢いが強くなってきたようだ。窓に叩きつけるような音が共有ロビーに響いているのに漸く堂上は気づく。
 いい加減こいつを部屋に帰さないと、あの魔女が心配して出て来る頃合だろうと算段して堂上は可愛い恋人との逢瀬を終える。
 帰したくないなんて言ったら、お前はどんな顔をするんだろうな。早く同じ夜を過ごしたいなんて男の夢を語ったのなら。
 堂上は内心で苦笑しつつ、啄ばむようなキスを二度して「おやすみ」と囁いた。




<了>

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私が一番好きな台詞がこちら。
「あたしが教官の立場だったとしても、絶対同じことしてました。」

うっわーーーー!!てなりました。
私が話作ったら絶対やきもち妬く展開になっちゃう気がする。イイオンナだよ郁ちゃんーー!!
その女子高生、絶対「王子様だ」と思ったことでしょう。
その子が堂上さんに淡い恋心を抱いて図書館にお礼に来るわけですよ。
で、郁ちゃんの器の大きさに「ああ、かなわないなぁ」て思っちゃったりなんてしてね!!←止まってーー!

あと、花束を受け取るシーンの描写が素敵で。
『ただただその綺麗に澄んだ涙の粒が、床にはたはたと』
はたはたと!!!
綺麗に澄んだ涙に圧倒されるって、どんなんかなあ…と絵が描きたいスイッチが入って
描かせていただいた絵がspica様にお送りさせて頂いたものです。←やりたい放題ですね。

ショウタさんの書かれる教官はすっごく格好良いのに郁ちゃんに対しては余裕ゼロなのですv
ある作品に「俺が我侭で横暴なのはお前だけだ」ていう台詞がね!あるんですけどね…打ち抜かれました。
ショウタさんの台詞のセンスがとっても好きです!

素敵な作品をありがとうございました!!!

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Posted on 2012/05/19 Sat. 19:52 [edit]

category: 素敵頂き物♪

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